(取材日=2012年3月14日)

──
お兄さんの佑介騎手とは、3つ違いですよね(学年では2つ)。
お父さま(藤岡健一師)を含めて、藤岡家はイケメン揃いで、
クールなイメージがありますが、子供のころはどんなご兄弟だったんですか?
康太
兄貴がどう思ってるかはわからないですけど、 僕はケンカばっかりしてたイメージがありますね。
取っ組み合いのケンカもしましたよ。
妹もいるので、僕は妹ともケンカばっかりしてました。
──
お兄さんとどっちが強かった?
康太
そりゃあもう、"お兄ちゃん"のほうが(笑)。
──
佑介さんが以前、「ケンカをしたとき、怒られるのはいつも僕だった。
康太は全然怒られないんですよ」って言ってましたよ。
康太
まぁ、そこは長男ですからね。
でも、僕と妹がケンカをしたときは、怒られるのは僕でしたからね。
──
なるほど。ケンカの理由を問わず、上を怒ると。
そのあたり、お父さまは一貫してたんですね。
小学校、中学校ではどんなキャラクターだったんですか?
康太
とにかくうるさくて、落ち着きのない子どもでした(笑)。
ゲームも大好きでしたけど、基本的にはアウトドア派で、
しょっちゅう、この辺(トレセン周辺)で遊びまわってました。
一輪車とかハマりましたね。
──
当時から、競馬は身近な存在だったと思うのですが、
ジョッキーを目指そうと思ったのは、いつごろからですか?
康太
小学校高学年くらいからですね。
やっぱり兄貴の影響が大きいです。
小学校5年生のときから乗馬を始めたんですけど、それも兄貴の影響ですからね。
──
ちなみに、お父さまが競馬の仕事に就いたきっかけは?
康太
直接聞いたことはないんですけど、おそらく祖父の影響だと思います。
祖父は厩務員だったんですよ。
──
そうでしたか。で、2004年に競馬学校に入学されて。
その時点で、すでに乗馬歴5年でしたものね。
康太
そうですね。
だからそれなりに自信はあったんですけど、
担当教官から入学前に電話があって、
「お前はギリギリで合格したから。入学したら、人一倍頑張りなさい」
って言われたんです。
悔しいっていうよりも、
余計に"頑張るぞ!"って思いましたね。
──
それは意外なエピソードですね。
それにしても、23期のメンバーは、けっこう濃いですよね(笑)。
※浜中、大下、池﨑、荻野琢、草野、田中健、丸田、宮崎
康太
濃いですね~(笑)。
とにかく、みんな個性が強いです。
相当、騒がしい期だったと思いますよ。
今でも、東西含めて、すごく仲良くしてます。
──
そんななかでも、リーダー的な存在は誰だったんですか?
康太
誰だろう…?
あ、大下くんは、しょっちゅう「お前が黒幕だろ」って、教官に怒られてましたね。
年が上だったこともあって、なにか悪いことをすると、
「お前が企ててるんだろ!」みたいな(笑)。
でも、(悪さを)すぐに見つかって怒られるのは、
ハマ(浜中騎手)でした(笑)。
僕は要領よく、うまく立ち回っていたタイプです!
──
浜中さん…たしかにそんなタイプかもしれませんね(笑)。
状況が目に浮かぶようです。
康太
みんな仲が良かったんですけど、なかでもハマとは、しょっちゅう遊んでましたね。
ライバルだったのもハマ。
デビューしてからもそうですし、
学校時代からけっこう争ってました。
──
23期は、今でもほかに例がないくらい、仲がいいとお聞きしました。
みんなで旅行にも行くとか?
康太
そうなんです。
同期会も毎年やってます。
たしかに、旅行まで行く期はなかなかないでしょうね。
ちなみに、アンミツさんも同期なので、一緒に旅行に行ったんですよ。
同期っていうより、"お父さん"ですけど(笑)。
みんなのいいパパです。
 
(第2回へ続く)

藤岡康太騎手インタビュー『23歳、康太の主張』

ジョッキーインタビュー!CLUB GRIP トップへ戻る